中学受験に合格するための家庭学習とは?
A11.
家での過ごし方が無計画になっている場合、勉強がうまくいかないことが多いです。
入試直前でもない限り、自分から進んで勉強できる子のほうが珍しいくらいです。
普通は、親に言われて机にむかうのです。
とりあえず、具体的な生活スケジュールを立てましょう。
具体的な内容が決まっていないと、週によって取り組む分量にムラが出ますし、学習成果が安定しません。
まずは、塾の時間を軸にして、何曜日に何をやるかを具体的に決めるのです。
同じリズムを続けることが重要です。
塾で指示されている課題が必ずあるはずですし、テストの直しもあります。
お子さんとよく話し合って、一緒に計画を立てましょう。
子供の集中力が持続しないがどうしたらいいの?
A12.
「集中力が続く長さ」はお子さんによって違いますし、求められるレベルもお子さんの学年や状況によって違うはずです。
まず、初歩的な段階の話ですが、まったく学習習慣が無い場合は、1 日 5 分から始めましょう。いきなり長い時間を押し付けては苦痛だけがともないます。
「毎日5分計算を必ず」「毎日5分漢字書き取りを必ずやる」など具体的に反復できる内容を決めてください。
「5分」できたら「10分」「20分」と少しずつ時間を増やせばいいのです。その際必ず、お子さんを認めてあげてください。「褒めて伸ばす!」ことが基本です。
受験学年になると、長い時間机に向かわなくてはなりません。その時は、うまく休憩をはさんでください。お子さんの勉強の様子をよく観察して、一番集中力がもつ時間を区切りにしてあげるのです。
優秀なお子さんの場合には、お母さんが「休憩よ」の声をかけたら、「今集中しているから後でいい。静かにして!」と、逆にしかられてしまった、などという話も聞いたことはありますが・・・。頼もしい限りです。
親が勉強しろというと反発するがどうしたらいいか?
A13.
低学年のうちは、勉強の目的がわかっていない子も多いので、別の誘惑に負けてしまうことはありますね。頑張った時のご褒美を決めてあげるのもひとつの手段です。
受験学年になると、自分で「やらなくてはならないがうまくいかない」というストレスを溜め込んでいる場合があります。現状をよく話し合って、勉強の内容や方法を改善してあげてください。
これはよくある話ですが、お子さんにばかり「勉強しろ」と言って、お母さんは隣の部屋でのんびりとテレビを見ている、という場合があります。「お母さんはずるい!」「いつも僕にばっかり勉強しろと言う!」
子供は大人の行動に敏感です。勉強のリズムがうまくいっていないときこそ、お母さんが一緒に横で勉強してください。家の中の音を消して(テレビを消して)勉強しているお子さんの横で読書をするだけでも良いと思います。
いずれにしても、「お母さんもあなたと一緒に頑張るわよ!」という姿勢を見せてあげるのが重要でしょう。
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